クラニオセイクラルのご感想


アトピーが改善されたYさんからのご報告


Yさん(40代女性)は、2012年3月~7月に合計8回のクラニオ・セッションを受けて下さいました。
いつもご予約のメールを下さる時に、前回のセッション後に起こった変化や気づきについてご報告して下さり、それがクラニオの効果と共に"心と身体のつながり"についてとても興味深い内容なので
ここでご紹介できればと思い、ご本人のご承諾を得てここに掲載させて頂きます。


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Yさんは長年アトピーに悩まされており、それを治療する方法を模索される中で、「自律神経を整えることがいいのではないか」と思われてネットで検索して私のところを探して下さいました。

 

<第一回目セッションの後のYさんからのメール>
先日はクラニオセイクラルセラピーを有難うございました。
身体の好・不調に関してはよく判りませんが、身体の中に一本芯が通ったような感覚は今だに続いています。それと共に、うまく表現出来ませんが、心にも一本芯が通る感覚もあり、身体と心は非常に近しいものだと感心しています。
当面はこまめに施術を受けたいと思っていますので、ご都合がつく限り、宜しくお願いいたします。

 

<Alma Materからの返信>
先日はAlma Materにお越し下さりありがとうございました。
>身体の中に一本芯が通ったような感覚は今だに続いています。
>それと共に、うまく表現出来ませんが、心にも一本芯が通る感覚もあり、
>身体と心は 非常に近しいものだと感心しています。
それを感じて頂けたのは施術者としてはとても嬉しいです。
身体のあちこちに拘束されていたポーテンシー(潜在力・治癒力)は解放されると正中線に戻っていきます。そして身体は正中線に沿って再整列されるのです。
それが実感として感じられたのですね。
そして解放されたポーテンシーは身体の全体性の中に統合されて、以前よりも自由に使えるエネルギー量が増えます。
また、クラニオ・バイオダイナミクスでは解放されるのは肉体レベルだけではなくて、感情や精神など、より精妙なエネルギーレベルにも渡ります。
本来、身体・心・精神って切り離せない、ひとつのものなんですね。
それを感じて頂けたのは大変光栄です。
さて、そして次回、4月1日(日)10時からということでご予約を承りました。
それでは、またお会いできるのを楽しみにしています♪

 

<Yさんからの返信>
メール有難うございます。
できるだけ間を開けずに施術を継続したいと考えていたので4/1に予約を取れた事は大変嬉しいです。

肉体が完全に精神的ストレスから解放されることは人間としておそらく無いとは思いますが全てのストレスから解放されると、人は最早人でなくても良いのかもしれないなどと、妙な事を考えています。

一本芯が通ると、ものすごく生きやすくなるなぁなどと思います。

思えば自分は随分無駄なエネルギーを使って生きていたのだと思い至りもったいないことをしたと思いますが、これもまた意味のあることなのかもしれません。

よくよくクラニオを調べると、随分とスピリチュアルな印象のある施術であることに結構驚きを隠せません。

私自身は、スピリチュアルを否定する気はありませんが、自分はそこから一線引いた立場にいたいと思っていますので、そのような観点から今後もフィードバックなどしてみたいと思っております。

4/1(日)10:00~ 宜しくお願い致します。

 

<第2回目セッション後のYさんからのメール>

とても心地よい施術を、いつも有難うございます。

先日の施術の際、開始からあまり間をおかずに、詰まっていた鼻がいきなり通りだすという面白い体験をしました。それからというもの、ほんのわずかですが、鼻の空気の通りが良くなった気がします。
身体の不調を作り出すエネルギーがあるのだから、自分は自分が思うよりずっとエネルギーを内包しているのだと考えたら、少し可笑しくなりました。

あらためてHPを拝見しまして、「あなたの中のいちばん静かな場所はどこですか?」という言葉を見たときに、自分の中はいつもざわざわと落ち着かないでいる、と感じました。いつも静かに、すっと立っていられる姿が理想ですが、道は遠そうです・・・

 

<第3回目セッション後 Yさんからのメール>
ワーク後翌日から、首のしっぽ周辺が、軽い痛みとこわばりが出て、首が回りませんでした。 4、5日で戻りましたが、一体何だったのかは謎です。

現在、特に変化は感じていませんが、(子供のようですが)正直に生きることを意識しています。

が、「正直に、素直に生きるとは難しい」と感じてしまいます。
世の中の皆さんは怖くないのか!?と、心底感心しています。
また、正直とは別物かもしれませんが、今までのようになんとなく存在していれば良い、という訳にはいかなくなってくるのではないか?という気がして、面倒臭さを感じてもいます。

私にとって人生とは、川の流れを横目で見ているようなもので、どこか他人事でした。川に飛び込み、手足をばたつかせることが億劫に感じるのです。

私の中では、正直に生きることと、人生に責任を持つ(舵取りをする)ことは同じ意味なのかもしれません。

 

<第4回目セッション後 Yさんからのメール>
お陰様で、気づけば慢性鼻詰まり・手湿疹の状態がかなり改善しています。
クラニオは非常に優れた療法だと思います。

私は、ご存じと思いますが、非常に怒りっぽいと申しますか、内側に怒りを相当溜め込んでいます。

先日、本当に突然ですが、訳もなくいきなり怒り出しました(笑)
一人でコーヒーを飲んでいる時なので、カフェインの影響?とも思いましたが、さすがにこの数年でやや賢くなってきているので、何がそんなに気に入らないのだろうかと、意識して怒りを感じていました。

自覚している地雷の一つに「馬鹿にされる」というものがありますが、その時感じた事は、自分が自分に対して「馬鹿にするな!」と怒っていました。
ここで思い出したのが、私はよく「自分はどこかおかしい、まともではない」「自分は狂っているに違いない」「まともな人間として扱われるには周囲に合わせなければいけない」と感じていたことです。
また、それとは別に「自分は特殊な存在なのだから、目立たないようにしていなければならない」と、ある意味上目線の呪いを自分にかけていた事を思い出しました。

私にとって異端であることは、自尊心を満たすと同時に恐怖を感じさせるものでしたが、持ち上げつつ落とすような、両極の呪いを自分にかけていた事にはまったく気づいていませんでした。
「もうどちらも嫌だ。自分は無理のない自分のままでいたい」と、つくづく感じました。

無理を続けていれば、いずれ何かの形で歪みが様々な形で噴出する、病気もその表現のひとつなのだろうと思うに至りました。

未だ心身共に健康体とは言えない身ですが、今はとても気持ちが楽です。
有難うございます。

 

<第5回目セッション後 Yさんからのメール>
お陰さまで、主訴であるアトピーがものすごい勢いで回復している己が姿を目の当たりにし、「クラニオはすごい!」と感動しております。
これから汗ばむ季節を目前にし、もう少し回復しておきたいという欲が出てきています。

しかし、そもそも健康体ではなかったので、回復という言葉に若干の違和感を感じます・・・(^^;

身体が健康になると、心も健康になるといいますか、最近は自分の捻くれ具合を目の当たりにし、びっくりする日々が続いています。

また、「自分が正しいと信じていたのに、そうではないのでは?」や、「自分が間違っていた(自分の考え方がおかしいのか?)と思っていたのに、実はそうではないのでは?」等、今まで持っていた「自分の常識」が覆される事も多く続いています。

ひとつひとつは、本当に小さな、些細なことなのですが、日々新たな発見があります。

随分と自分に対して繊細になってきたな、と少々不思議な気持ちです。

 

<第6回目セッション後 Yさんからのメールから>
久々に会った知人から「(手や顔が)本当にきれいになった」と言われて、とても嬉しく思いました。

なにか自分の中で、ひとつ大きなものと決別しつつあるような気分です。

品田様からは「クライアントご自身の力です」と仰っておりますが、自分で、どうすればよいか分からない時にはやはりガイドが必要だと、改めて感じています。
本当にありがとうございます。

6月末で派遣の仕事が終了し、現在は楽しい引きこもりライフを満喫しています。
ヨガや筋トレ、あとはものすごく眠っています。猫のようです。

 

<第7回目セッション後 Yさんからのメールから>
先日の日曜日は従兄弟の結婚式を明治神宮で執り行いました。
お嫁さんは綿帽子の純和式でしたので、当日は涼しくて助かりました。
本殿に向かう途中の行列で、様々な人種の皆様の注目の的となり、後列の自分が何故か自意識過剰となりました。
お笑いです。


(2012年7月)
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アトピーも改善されて、きれいなお肌でご親戚の結婚式出席というハッピーエンドです(*^_^*)

これを読まれた方はどのようなことを感じられたでしょうか?

クラニオの効果についてご説明することもできますが、心と身体のつながりについて気づいて頂けたら嬉しいです。

そして一番大切なのは自分が自分らしく生きようとする決心のような気がします。
自然治癒力のスイッチを入れるのはご本人の深いところからの意志です。
私はそのスイッチを探すために伴走しただけでした。
でもこのような自己発見と自己治癒の過程をご一緒できたことは私にとってもとても嬉しいことでした。

Yさん、本当にありがとうございました。