令和1年11月11日琉球三十三観音舞祝ってきました

令和1年11月11日、沖縄で”Singularity”(技術的特異点)というイベントで宙遊舞の一員として琉球三十三観音の舞というのを舞ってきました。


これは沖縄の魔女という異名を持つ美容師の福田公子さんのサロンcoexistの一周年記念イベント。


私は「キミコ・カット」はまだ未経験なのだけど、なんでも、髪を切りながらクライアントさんのエネルギーを調整したりスピリチュアルな視点からのアドバイスをしてくれて、キミコ・カットを受けたことで人生が大きく変わってしまう人がたくさんいるのだとか。

 

宙遊舞主宰の西島尚美さんが公子さんととても懇意なので、今回のイベントのオープニングで場開きをすることになったです。

 

私はあまり詳しい事情はよく分からなかったけど、沖縄で三十三観音の舞というのを舞うなんてなんだかとっても面白そう!旅行もできるし!と軽い気持ちで参加を決めました。

 

以下、公子さんの言葉:

*-*-*-*-*-*-*-*-*
Singularly
その先にあるもの。

ARTによる統合医療の可能性

超越、統合、空(VOID)

純度高く、あるがままで私でありたい。
醜くても、隙間だらけでも、魔が差し込んでも、光も闇もただあるだけ。
意味も形もイメージも、その時々で移りゆき流れて変化するもの。
意味は無い。どうあっても良い。
どうありたいか。
今私が私の中での統合を迎え、私を超えて行く。
変態もここまできたら、悦を取り込める。
どうあっても良い。

完全なる自己信頼を超え、純度高く私であり、
私を超え、更なる私へ。

Singularly すべてとともに

*-*-*-*-*-*-*-*-*

 


尚美さんの舞の尋常ではない美しさに魅了されて宙遊舞を始めてまだ数か月、入場料を頂くようなイベントの舞台に私のような素人が出ていいのかなと思ったり、こんないい歳して無邪気に踊ってていいのかなと思ったり、最初は真っ白の羽織を着る予定が、私のパートの衣装が二の腕丸出しに決まって、自分のプロポーションに大いにコンプレックスを持つ私は「こんな体を人目にさらすのは目の毒では?」「宙遊舞の名を汚すのでは?」と思ったりもしたのですが、公子さんの文章を読んで「ああ、OKなんだ!」とホッとしました。

観音様になりきる舞だから、小我(エゴ)のこだわりは脇に置いて、ノン・ジャッジ、何があっても穏やかに優しく見守る観照者の意識でそこにいることにしたのです。

そうしようと思えばすぐにできる私って成長したな・・・(と小我は語る😄

私の尊敬する精神科医の神田橋 條治先生は患者さんに「子供の頃(特に小学校に入る前)にどんなことをして遊ぶのが好きだったか訊きなさい」と言います。
その頃に好きだったことはその人のエッセンスを元気にするもので、人は大きくなるうちに外側からやってくる要請に応えるために好きなことをする暇がなくなっていく。
そして外側(社会)に合わせることばかりやっているうちに自分の内側からやってくる感覚が分からなくなってしまい、それが行き過ぎると病気になるわけです。

メンタルを病んでいる人が元気になるために、幼い頃に好きだったことをもう一度やることがとても役に立つ。
好きなことでプロになるとかではなくても、好きなことを象徴的な形でやることで元気になる。

私の幼い頃の夢はいくつかあって、ピアニスト、バレリーナ、歌手、画家。

要するに芸術的なこと、表現することが大好きだった。

でも、私の生まれ育った家庭環境も地域環境も恐ろしいほどの文化的砂漠地帯で、それらの技術を学ぶ機会なんてまったくなかった。

小学校高学年くらいになると、母親のあこがれ「安定した公務員」になるのが良いらしいと思うようになり、学校で「将来なりたい職業」を書く時に「公務員」と書いた私。

でも、やっぱり表現したい欲求はずっとあって、思い返せばいろんなことをやってきました。

それらの集大成かもしれない。ちょっと大げさだけど。

この先どうなるのかさっぱりわからないけど、私の魂はとてもとても喜んだ。

尚美さんが練習中におっしゃった言葉、「私たちはプロじゃないから上手く踊るのが目的ではなくて、舞台に私たちの楽しい気持ち・幸せな気持ちを置いてくることが一番大切なこと」というのがとても私の心に残り、このイベントに参加できることになって本当に良かったと思った。

本番ではどれだけ楽しい気持ちを置いてこれたかはわからない。
舞台当日のリハやメイクは予定よりも押せ押せでアクシデントもあり、本番大丈夫かな~と不安になる場面もあった。
本番の自分の出来は普段の実力の7~8割ってところ?
まあ、そんなもんかな。

ただ、その時のありのままの自分ができる最高・最善のことをしただけ。

それ以上の評価はしない。

やり残した感はなく、悔いなく、ひとつのイベントが終わった。

今はその余韻を楽しんで、しばらくしたらそれも手放して、新しい日々が始まるんだな。

三十三観音について尚美さんが書いたブログはこちら。とても素敵な文章なのでぜひ読んでみてください。
こんな壮大な精神性と愛を表現する舞を舞えたこと、本当に幸せでした。
https://ameblo.jp/cyuyou703/entry-12544877546.html

Singularity舞台を見て下さったお客様の感想ブログはこちら。
https://ameblo.jp/tanaericook/entry-12544581929.html
読んでいてちょっとウルウルしてしまいました。

動画がYouTubeにアップされました↓


出演者&サポートスタッフ全員集合
出演者&サポートスタッフ全員集合
関東チーム(下手)
関東チーム(下手)

分身チーム(千手観音から)
分身チーム(千手観音から)
師匠の尚美さんと
師匠の尚美さんと
切散華の声明を唱えて下さった小川住職と
切散華の声明を唱えて下さった小川住職と
宇宙開闢の音を表現して下さったヴォーカルの周子さんと
宇宙開闢の音を表現して下さったヴォーカルの周子さんと

分身チーム関東3女神のはずが、後ろになおみん背後霊
分身チーム関東3女神のはずが、後ろになおみん背後霊
ヘア&メイクは普段パリコレ等の仕事をされてるアーティストにして頂けるという贅沢。
ヘア&メイクは普段パリコレ等の仕事をされてるアーティストにして頂けるという贅沢。

衣装には元イラストレーターという尚美さんの手描き絵入りでパワー注入されてる。

お客様をお見送り。私は既にメイク落としてます。
お客様をお見送り。私は既にメイク落としてます。

本番前日、那覇市内で最終リハーサル

 

10月30日、名古屋にて全国から出演者が初めて顔を合わせてリハーサル。

10月31日、名古屋に居残りチーム(千手観音から分身の術~)。

この時の舞がわたし的には一番集中できて極上の時空だった。




 

この会は、自らを「変態」と自認する公子さんが集めた「変態の集まり」。

私も変態の端くれになれたかな?と言ったら

尚美師匠から「完全な変態だわ」とお褒めの言葉(*´▽`*)

 

皆さんもやりたいと思ったことは勇気を出してやってみて下さいね。

 

いのち短し(自分に)(人生に)恋せよ乙女💛